≪ 株価算定・財務調査業務 ≫
未上場企業の株価算定は、経営者は保有する株式を会社に譲渡・贈与する場合や新たに第三者割当を行う場合や、従業員へストックオプションを付与する際に、税務上も会計上も必要な手続きです。
つまり、M&A、事業承継、ベンチャーキャピタルや取引先からの増資等、様々な局面で株価算定は必要となります。
税務上は、時価よりも低い価額で株式の移動を行った場合課税される恐れがあり、会社法上も時価よりも著しく低い価額で第三者割当増資を行う場合などは、株主総会の特別決議が必要とされるからです。
財務調査は被調査会社の決算書の純資産額からは判明しない実質純資産額、簿外負債の有無や正常収益力を把握することを目的に行われます。
財務調査の結果は、株式取得や合併を最終的に決定するかどうかの判断材料として用いられるだけでなく、株式の購入価格(株価)や合併比率の算定においても参考情報として用いられます。
株価算定や財務調査業務は、取引当事者の利益を損ねないように第三者による公正な価値の算定が重要となり、公認会計士の業務として実施させていただきます。